厨房機器や飲食店設備のプロとして、日々いろいろな現場に関わる中で、「製麺機」について質問されることが多くなってきました。
特に最近は「自家製麺」にこだわるラーメン屋さんやうどん屋さんが増えており、業務用製麺機の導入を検討する方も多いようです。そこで今回は、知っておくと得する業務用製麺機の豆知識を分かりやすくご紹介します!
豆知識①:小麦粉の種類で麺の仕上がりが変わる!
製麺機は万能ですが、素材によって仕上がりが大きく変わります。
例えば、
- ラーメン →強力粉、 準強力粉(グルテンが多く、コシが出やすい)
- うどん → 中力粉(もちっとした食感)
- そば → そば粉+つなぎ(小麦粉他)
粉の選び方次第で、お店の“ウリ”になる麺の個性が作れますよ。
豆知識②:水回しは、実は味の決め手!
「水回し」とは、小麦粉に水を均等に混ぜる作業。これがうまくいかないと、麺がポソポソになよわめてねめはり、あったり、茹で伸びしやすくなったりします。
最近の業務用製麺機は、この加水工程を自動で高精度に行えるタイプもあり、ムラのない生地作りが可能。美味しい麺づくりには欠かせません!

豆知識③:1時間で100食以上も製造可能!
業務用ならではのパワー!
大型機なら、1時間に100~300食以上の麺を製造できる機種もあります。
- 忙しいランチタイムに対応したい
- イベントやキッチンカーで大量提供したい
こんな方にはピッタリですね。
豆知識④:カッターを変えれば麺も変わる!
麺の太さや形状は、「切刃(カッター)」で決まります。
業務用製麺機はこの刃を交換できるものが多く、例えば
- 細麺(ラーメン向け)
- 平打ち麺(つけ麺・パスタ向け)
- ちぢれ麺(スープのりが抜群!)
と、1台でさまざまな麺を打ち分けることが可能です。

豆知識⑤:寝かせることで、麺はもっと美味しくなる
麺は製麺したてが最高…と思いがちですが、少し寝かせた方が美味しいです。
熟成させることでグルテンが落ち着き、食感がより滑らかに。業務用では「熟成庫」を導入する店舗も増えています。
豆知識⑥:機械の洗浄のしやすさも重要なポイント!
意外と見落としがちなのが「洗いやすさ」。
飲食店では清掃時間が限られているため、分解して洗える製麺機を選ぶと、衛生面でも◎。
スタッフの負担も減り、オペレーション全体がスムーズになります。
まとめ|製麺機の導入で、麺メニューがもっと魅力的に!
製麺機は「導入すればすぐにOK!」というわけではなく、素材・工程・運用すべてが美味しい麺づくりにつながっています。
とはいえ、知識があれば機械をもっと使いこなせるのも事実。
お店の“看板メニュー”を自家製麺で彩るのも、これからの飲食店経営において大きな魅力となるはずです。
気になる機種、製麺機の導入、自家製麺の作り方について
ぜひ製麺機ドットコムへご相談ください。
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